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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

転職、額面26万円/月

先日、某カフェで作業をしている際に、隣の席に来た3人組の話。

 

一人は関西弁のおっちゃんでわかりやすい成金風の男。もう一人はちょっとしたインテリヤクザっぽいこちらも関西弁の男。この二人が片側に座り、もう一人が反対側に座るという構図でした。

で、もう一人は、丸刈りの細身で色白な男。

 

会話が始まると、どうやら就職の最終面談のよう、成金おっちゃんが、

「条件やけど」

「やっぱりわかるやろ、こういった業界やから、そんなに出せへんのや」

利益率の低い業界のようです。

 

「飲食ってブラックが多いけどうちは違うで」

飲食らしいです。どうやら、採用される側は店長のようです。

 

そしてインテリヤクザ風の男が、

「給与は額面で30万円になります」

お、まあまあではないでしょうか。それまでの雑談は関西弁だったのに、なぜか標準語で伝えるところが、条件提示っぽいのかもしれません。

 

成金おっちゃんが

「ボーナスはないで」

ボーナスなしか。。。さらにインテリヤクザが、

「当面は試用期間なので、4万円引きの26万円になります。」

とのこと。どんどん減っていきます。

 

で、条件提示された料理人は、年平均でどのくらい昇級するのかと質問します。

「おおよそ月額2000円あがります」

とインテリヤクザ。上がるという額なんでしょうか。安いような。

それに対して、料理人は

「え、2000円もですか?前の職場は3年で1000円でした!」

業界はそんなに安いのでしょうか。

 

そしていくらか話が交わされたあと、

「では、うちに来ていただけますか」

「はい、ぜひとも宜しくお願いします!」

となり、採用決定です。それくらいの給与でもリスク負って転職する価値があるのかちょっと疑問ではあります。

 

さて採用面接もおひらきになり、立ち上がったとこで、おっちゃんが

「ところで、XXXさん何歳?」

と聞いたところ、

「45歳です!」

との回答。

 

え、45歳で月額26万円!暮らせないじゃん。家庭は?、子供は?等々、無駄に心配してしまいます。

 

doda.jp

 

45歳平均年収588万円なんて出ていますが、これはそれなりの人を集めた母集団なんでしょうか。実際転職すると、この人のように40代で年収300万円台がふつう?

 

転職にはいろんなリスクがつきまといます。新しい仕事への順応、給与の上下、上司との相性、同僚とのコミュニケーション等々、それも40代中盤で転職するのは残り20年もない仕事人キャリアを考えるとそれなりの判断が必要なはずです。

 

当然この方も、給与以外の要素や前の会社の状況も加味して決めたのだと思いますが、条件だけ聞くとよろこんで行く場所なのかという疑問はあります。

もし、この会社で失敗して更に転職とかなると、月額20万円前半に陥ってしまう心配もあります。

 

通常、よっぽどのエグゼクティブでもない限り転職時の給与は前職給与が目安になります。20代なら大した金額でもないですし、これからの成長に期待して、転職時に上がる可能性はあります。しかし、40歳越えて転職となるとそれなりに伸びも限られるので、転職のたびに下がっていく負のスパイラルに入ってしまう可能性もあります。

 

しかしまあ、会社をくびになってこんな条件しかなかったら、、、なんて考えると不安になります。

この人手不足と言われる中でも、意外に厳しいものです。もっと会社にしがみついてかないといけないのかも。

 

(日本のエグゼクティブサーチの老舗、縄文アソシエイツの方の書籍です。ここが紹介してくれるような人材になれれば、年収300万円はないでしょう。)

新・ヘッドハンターとつき合う法―よい転職をするために

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