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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

売上2倍のプロモーション

投資対効果 マーケティング

B2Cの商材を扱っていると、様々な企業からプロモーション媒体活用の営業が来ます。どれも魅力的なプレゼンツールを持ってやってきます。

 

売上2倍のプロモーション媒体

とあるWEB媒体の営業がやってきて、

「このキュレーション媒体に記事広告を載せたA社さんではなんと広告掲載期間中、売上が2倍に」

とのこと。

さて、この媒体本当に売上2倍になるのかと言えば本当に2倍になります。ただし、2倍売れる期間に広告を出す必要があります。

 

そもそも売れる期間に掲載すれば確かに2倍

で、この数値のからくりは何かというと、ただ、なにもしなくても2倍近く売れる期間に広告をだすので、当然2倍になるというだけの話です。

B2Cの商材は季節性があることが多く、うちの場合も実店舗、WEBともに季節性があります。また、単純に人の多い期間、年末・年始、GWなんかは売上が大きく伸びます。

こういった期間は何もしなくても売上は倍近くになるので、そりゃここで広告出せば当然売上は2倍にはなります。

 

以前、こういった広告を出したことがあり、その効果測定を行ったところ、

「広告掲示期間売上は前週比230%だが、前年比は95%」

というような結果に。つまり、売上は確かに広告掲示前より大幅に上がったのですが、昨年にくらべるとさほど売れていないという結果。

まあ、市場の伸び等々、外部要因もあるので一概に広告効果がなかったとは言えないのですが、少なくとも広告を出しても昨年ほどは売れなかったということは事実です。

 

このケースでは営業してきた会社に伝えて、

「残念ながら期待ほど効果はありませんでしたね」

とお互い理解して取引は終了です。

 

後日談ですが、この営業会社この230%という結果を持って、別競合会社に行き

「なんとB社さんでは、広告掲載期間中230%の売上増化の効果が」

と営業しているのを、人づてに聞き唖然としたことがあります。

 

ユーザー企業間のつながりはベンダーが想定するよりも広いのでご注意を。

 

ちなみにプロモーション営業では結構おバカな数値がでてくるのですが、それはまた次回に。

 

 (データに騙されないためにも)

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