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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

新年の予算作成

IT部門 予算

今回の年末年始は休みも短く、あっという間に2016年業務も開始、いつもの生活に戻っています。

新年が始まると予算の追い込みになります。ITの予算も予算確保のため攻防が始まるはずなのですが。。。

 

クラウドで下がる予算

ここのところ何もしなくても年々予算が下がっていくという現象が続いています。
これもクラウドのおかげかと。

 

システム投資は通常、ソフトウェア等の無形固定資産として計上され、5年で償却されます。でも5年でばっさり捨てることは少なく、6年、ねばって7、8年使ったりします。

だましだまし使うのも通用しなくなると、いよいよシステムの再構築となります。多くの場合、OSのEOS(End of Service)がきっかけになります。

 

システム再構築は、通常は大規模投資が予定され、予算獲得に奔走しないといけないのですが、最近はそれも少なくなってきています。それも理由は単に開発費がさがっているからです。

開発費が下がっている理由の大きなところはクラウドです。特に海外ものです。


例えば、どの会社にもある、販売管理や営業管理、契約書の管理見たいなバック系のシステムも今ではクラウドで大幅に安くなってます。

大昔はいちからスクラッチで作り、何千万円の世界でした。その後パッケージの時代が来て、一千万円弱に。そしていまでは、数百万円の世界になってきています。

ソフトウェアそのものは、salesforceやgoogleを利用して、ちょっとのカスタマイズでよいので、わずかな開発費で済みます。また、クラウドの開発ベンダーは結構小さいところが多く単価が安いので、かつての大手SIerにくらべれば開発費は雲泥の差です。

また、クラウド化されるとハードウェアがいらないので、ハードのリース料、IDCのハウジング料、ハード保守料、監視料等がいりません。

その分、クラウドの利用料がいるじゃないかという話もありますが、自社でハード購入して償却したり、リースするよりは大抵安いです。

以前は自社オンプレかクラウドかは、コストシミュレーションすると5,6年で損益分岐するような金額でしたが、いまではクラウドのライセンスもかなり安くなっており、スクラッチで作った旧来型システムに比べれば圧倒的に安くなります。

 

確かに、クラウドベンダーがオープンにしている価格表だけ見ていると結構高いこともも多いのですが、そこは営業の出番です。営業を呼んで交渉すると、ライセンス数を調整したり、単価下げたりといろいろとやってくれます。

確かに、googleやamazonはどうにもならないことも多いですが、見積りのコツなども教えてもらえます。WEBで見積りだけではだめです。

 

さて、予算の話に戻ると、ITはだいたい毎年、なんらかのシステムのリプレースが発生します。たいてい、それは以前の開発・運用費用よりもかなり安くなるので、リプレースすると以前より予算が減るということも多々あります。

 

そうなると、ふつうにやっているだけで、予算が年々減っていきます。その分をビックデータやらIoTやらに突っ込むことになります。

 

つづく。

 

 

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