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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

Whatの人、Howの人、Whoの人

最近の自己啓発書は

「やりたいことをやれ!」

ブームな気もします。でも、やりたいことが見つからない人もいる訳です。そういった人でも十分、企業や個人で価値を発揮していたりするわけです。最近思うのが、結局生き方のタイプの違いではないのかと。

 

Whatの人

まさに「やりたいことをやる!」人々です。自分の目標や目的を持って、それに邁進できるタイプです。何をやるかを原動力に行動する人々です。成功者にはこういったタイプが多いのかもしれません。

ネット界隈では、ホリエモン氏なんかそうでしょうか。最近では宇宙系のことをやっているようで。著書なんかを読んでも、会社の人間関係とかで悩んでいる人々を一刀両断しています。「やりたいことやればいいのに、そんなのに悩んでいる意味が分からない」といった感じで。 

 

この方もこっちのタイプの人ですね。

やりたいことは全部やれ! (講談社文庫)

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  やりたいことが見つからない人にも救いの手があります。

「やりたいこと」が見つかるスピリチュアルマップ (大和出版)

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Howの人

でも、みんながみんな明確な目標をもてる訳でもありません。

以前、メンバーと話しているときに、

「ちなみにどういうことがやりたいの?」

と聞いたところ、

「特にないんですよね。現状を良くするのとかが向いている気はするのですが」

との回答。この人は、仕事ができないわけではなく、むしろかなり優秀なプロジェクトマネージャーです。

 

このマネージャーは何か特定の目的・課題を設定すると、それを解決すべく、プロセスを考え、スケジュール通りに実行します。

「何をやるか」よりも、「どうやるか」を先に考えてしまう人、そういう人です。

時として、他人から便利使いされがちなタイプの人にも思えます。

 

ちなみに、自分もこの傾向が強いタイプです。課題を与えられると、エサを与えられたかのように、燃えてしまうという。で、仕事は増え続け、部下からは、「そんなにひきうけてどうするんですか!」と言われ続けてます。

 

Whoの人

日本企業に来て結構驚いたのですが、「誰」を重視する人が結構います。上司は誰か、メンバーは誰か。「この人なら働ける」、「この人には一生ついていきます」といった、人を原動力に働く人がいます。

結構、以前の外資とかスタートアップから来た人間には驚きで、人をベースに何十年という仕事人生をコミットしたりします。ホント時代劇の世界です。
自分のちょっと浪花節傾向が強いので、いざ日本企業の文化に入り込んでみると意外に良かったりします。対象とする人さえ間違わなければ、悪い人生じゃないかもしれません。

 

 出光興産の世界観かもしれません。亭主についていきますという。日本企業には多いような気がします。

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

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Whereの人

最後にもう一つ。「この会社のために働きたいんだ」というタイプ。特定の会社で働くことが原動力になるタイプです。これも日本企業に来てから始めてあったのですが、酒を飲みながら「俺は本当にこの会社が好きなんだ」的な人です。

「XXさんは、どういったことやりたいんですか」とか聞いてみると真顔で、

「この会社が好きなんで、会社のプラスになることならどこでも良い」

と答えるのを聞いて衝撃を受けました。別になにかを作っているわけでもなく、会社のサービスや製品、人、文化といったものに心から共感しているようです

 

コンサル会社なんかでは

「ここの会社で3年働ければそれなりの箔がつくから、次は実業の部長クラスで転職かな」

とふつうに会話しているわけです。それと比べるとホント大きな違いです。根本的な思考回路が違う訳です。

 

ということで、やりたいことがみつからなくても、それはそれでよいのではないかと。何がモチベーションかは人それぞれ違うんです。以上、人生に目的を見いだせないおじさんの言い訳でした。

 

 

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