睡眠系の学術発表は多いのですが、最近出たのがこちら。
1晩の睡眠が6時間を切ると集中力の低下を招き、心臓病や脳卒中、糖尿病、肥満のリスクも高まると指摘した。
だそうです。さらに、
睡眠時間が7時間に満たないと体格指数(BMI)が上昇することや、睡眠が不足すると食欲を増進するホルモンの値が上昇して肥満につながり、肥満を原因とする心臓病や脳卒中などのリスクも増大することが分かっている。
とのことで、太りやすくもなるようです。
言われてみると、睡眠時間が6時間を切ると仕事が進まなくなるのは最近よく感じます。
20代のころは1日5時間睡眠くらいでも十分仕事が回っていました。夜10時くらいに仕事が終わると、「今日は早いね、一杯行こうか」みたいな感じで、寝るのは2時で、7時起きみたいな生活が普通でした。
でも、40代になると、6時間切ると翌日がしんどく、集中力も落ち、仕事も結局やっているんだかやっていないんだかわからない状況になります。とは言え、あまり寝ない生活を送ってきたので、7時間も熟睡できるかというそうでもありません。やはり、5,6時間で目が覚めてしまうことも多々あります。
睡眠不足の時は、以前は昼寝で補ってました。前にいた外資系もスタートアップもどちらもその辺は自由で、昼間何してようと仕事をやっていれば文句のない会社でした。
ただ、今の日本的中堅企業の中間管理職などなると、そんなことは不可能です。昭和的なオフィスで中間管理職がメンバーを見渡す席(逆にメンバーから丸見え)で、昼寝なんて到底できません。
こんなところにも日本企業の非効率が。。。

睡眠の科学―なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか (ブルーバックス)
- 作者: 櫻井武
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/19
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 62回
- この商品を含むブログ (13件) を見る