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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

権威と数値に弱い

人材育成 研究

いつも我ながら頭の回転が悪いなあと感じるのですが、そのコンプレックスか、能力を数値化したものには結構弱いです。

 

IQ150とか、TOEIC900点とか

言われると、それだけでビビッてしまいます。

 

テレビでも、「IQ150の天才タレント」とか言われると、それだけで「おおっ!」て思ってしまいます。実生活でもメンサ(人口上位2%のIQをもつ人だけが入れる組織)に入っているとか言われると、それだけで気後れしてしまいます。

引き続き前回紹介したこちらの書籍の話です。 

天才!  成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

 

  

IQが高いことはそれなりに意味があるらしい

さてIQとは昔からある知能を測るテストです。この数値と様々な要素の相関がこれまで研究されてきています。

一般にIQが高ければ、それだけ高い教育が受けられ、たくさんのお金が稼げ、しかもまさかと思うだろうが、長生きもできるらしい

だが、IQと成功の関係が成立するのも”ある程度の段階”までだそうです。 

IQ170の人がIQ70の人よりも、物事を深く考える傾向にあることは十分証明されている
IQ130とIQ180の科学者がノーベル賞を受賞する可能性は同じくらいだ

つまり、ある一定を越えるとその差が意味をなさなくなるようです。 

 

知能と成功とは正の相関があるとは言えない

回りくどい言い方ですが、要するにIQテストが高いからといって、年収が高い職業につけたり、素晴らしい賞がもらえたりするとは限らないということです。

スタンフォードのIQテスト、スタンフォード・ビネー検査を作成した、ターマンは、25万人の小中高生にIQテストを実施します。その結果から、IQ140-200の子供達1470名を抽出し、ターマイツと名付け生涯に渡って継続調査を行いその結果を「天才の遺伝学的研究」という著作集にまとめています。

 

ターマンはかつてこう語ったそうです。

人間にとってIQほど重要なものはない

IQが高いほど人生も成功すると信じていました。(成功が何かという問題もありますが) 

しかしながら、長期にわたり継続調査を行うにつれてその思いはゆらぎ、著作の第4巻を出版したときには、”天才”という文字は消え

知能と成功との間には完璧な相関関係があるというにはほど遠い

と大きな失望感が漂っています。

ターマンが目を付けたターマイツ達が成人したころには、結果が明らかになり、

大多数が普通と呼ばれる職業に就き、驚くほど多くの者が、ターマンが期待はずれとかんがえるような職業に就いた

そうです。

 

さらに、天才も出てこない

苦労の末に探し出したターマイツのうち誰もノーベル賞を受賞していない

とのことです。ちなみに、一緒にターマンの試験を受けたなかでターマイツに選ばれなかった学生の中には後のノーベル賞受賞者がいたそうです。

ターマイツの中で、多少の成功・失敗の差はでたのですが、成功するかどうかを分けた要因としては、「親の職業や親が属する社会階級」が主要な要素であり、IQではなかったそうです。

年代も重要だそうです。特に、1903年〜1911年生まれは圧倒的に成功者が少なく、その理由は、大恐慌や二次大戦の影響だそうです。まだ若いうちに徴兵され、3,4年は戦争に行ったことでキャリアが断絶したことが理由と言われています。

 

つまり、ある一定のIQを持っていれば、その数値の多い少ないは成功するかどうかにほとんど影響しないということです。

 

IQの話はもう少し続きます。

 

天才を考察する―「生まれか育ちか」論の嘘と本当

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