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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

社畜ができる仕組み

 ずっと外資系、スタートアップにいたのですが、日本の中小企業に転職してはや10年、ふと自分を振り返ってみると社畜化していることに気づきます。

 

 こうして社畜が完成する

 

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

 

  「脱社畜ブログ」の日野氏によると、社畜が完成するまでには、3つのステップがあるそうです。

①仕事の「やりがい」を最重要視する仕事観の形成
②過酷な就職活動を経ることで芽生える会社への恩義
③職場にはびこる同調圧力による洗脳

 ①については、小学校からの教育で、「お金よりもやりがいの方が大事だ」という価値観を刷り込みで、②については就職活動を通じて、採用してもらったという会社に対する恩義・感謝となります。

 そして、③は、「飲み会は1次会で帰ってはいけない」等の「意味のない現場のルール」に、従わなければならないという圧力です。「空気を読む」というやつです。

 

 こういった一連の流れにより、社畜化していくとのことです。

 

気づけば社畜化 

 自分の場合は、外資、スタートアップと、社畜とは比較的遠い業界にいたのですが、それでも日本企業に転職して10年、あっという間に社畜化されてきています。

 

 上記でいう、①は長年刷り込まれており、体の奥底にしみついています。小学校からの教育しかり、最近各種ニュースなんか読んでいてもその傾向は強くなっているような。

 

 特に強烈なのが、③で、体育会系の部活をやっていたこともあり、上司・先輩への服従は絶対です。「俺は自由だ」なんて思っているつもりが、自然と「空気を読んで」行動してしまいます。

 怖いもので、前職時代は、「で、お前はどうしたい?」とか言われて、必死に考えて意見を言っていたのですが、最近は、同調圧力に屈するというよりもみずから積極的に同調し、「ははっ、御意」と言ってしまう状況です。

 

 どちらかというと、同調圧力を作り出している側に回っているのかも。若手のみなさんすみません。

 

 もともと性格的に同調しやすいのに加えて、とにかく「空気を読めば」読むほど楽になります。たいていのここは、「ははっ!」といってやっておけば、問題は起きません。

 

 あと、うちだけかもしれませんが、本当に、まずい状況だけ、うまくそらせばあとは自由にやっていけます。意外に自由です。「あいつに任せておけば大丈夫」と思われれば、外資系なんかよりずっと自由です。本国からごちゃごちゃ言われることもないですし。

 

 コンサル時代同様に、いちいち、「そこのロジックはおかしくないですか?」、「そもそもの目的にあってないですよ、それ」なんてことを言えば、いらぬ波風を立てることになります。かえって目をつけられるよりも、「俺の言うことよくやってくれるよな」と思ってもらい、他はすべて自由な状況にしてもらう方が楽だったりします。

 

 こんな状況が快適なんてのは、完全に社畜化してますね。思考停止は目前です。

 

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