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中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

朝9時に会社にいる必要はあるのか?

システム部門 評価 IT部門 人事

 うちの会社は一応9時が定時となっております。当然、9時に雁首そろえて着席しているのですが、果たしてそれが意味あることなのかと。

 

 正直会社こなくても、仕事さえしてくれればよいのです。世の中これだけITが発達して、skypeでもハングアウトでも、低コストのツールで、どこでもビデオ会議ができる時代です。わざわざFace to Faceにこだわる必要もありません。

 

 会社のサーバーにリモートでつなげば資料も見られるし、作業もできるし、そうなると、会社にきてもこなくても、やれることは変わらなかったりします。それなら、無駄に1時間の通勤で疲弊して会社で仕事されるよりも、ゆっくり起きてフレッシュな頭で、しっかり働いてもらった方が有効ではないかと思うのです。

 

 そもそも、決まった時間に決まった場所に集合するのは、労働集約的なモデルの働き方であり、現在ように知的作業が必要とされる働き方にはあわないはずです。

 

 なんで、特段ミーティングとかないなら9時出社は無意味です。

 

 とここまではよくある、自由な働き方議論ですが、本当に、時間・場所もバラバラとなると、最大の問題は人事評価になります。

 

 見えないところにメンバーがいるとすると、その人をどうやって評価するのか?

 

 つまり、その人の仕事の成果をどうやって測るかを定義する必要があります。

 

 確かに営業などはある程度想定ができます。売上や訪問数など、定量化しやすい結果指標があるのでそれを評価すれば、まあ事足ります。

 

 しかしながら情報システム部門は何を評価すればよいのでしょうか?システムコストの低減幅でしょうか?それとも、システムの稼働率の向上幅でしょうか?

 

 確かに、こういった結果指標は定量化しやすいのですが、結果指標は途中の外部環境に影響を受けます。

 

 例えば、システムのコストがあまり下がらなかったとしても、対象のベンダーの人繰りが逼迫しており値下げに応じなかったとか、パッケージソフトなので、値引きに応じなかったなど外的な要因が作用してきます。(これは営業の売上も同じですが。)

 

 もしくは、前任者がよい関係を保っていたので、簡単にコストが下がったなど、過去の要因が影響する可能性もあります。

 

 なんで、結果だけを評価するのは問題があります。

 

 最近の人事評価のトレンドでもあるらしいのですが、結果は賞与など単年度の報酬に反映し、プロセスやその人物の人となりを昇進に反映するというのが一つの解かと思います。

 

 つまり、メンバーのプロセスも評価しないといけないのですが、場所も時間もバラバラだとそれはなかなか難しいことになります。

 

 近場にいると、「ああ、ベンダーが強行で大変そうだな」とか、「簡単に契約が締結できるので、暇そうにしてるな」など、見えたりはします。なんで評価できている気持ちにはなります。

 

 とは言え、本質的には、一緒の場所にいなくても、ワーカーのプロセスは評価できるはずです。

 

 ただ、それには、管理者側にそういったワーカーを評価するスキルが要求されますが、そういったトレーニングを積んでいる管理者はまだまだ少ないのではないかと。

 

 逆に言うとこういったスキルを持つ管理者は、これから重宝されるはずです。

 

 ということで、管理者の方は、メンバーを家で働かして評価のトレーニングを積んではいかがでしょうか。将来、価値が高まるかもしれません。

 

(今更ですが、これから働き方を知りたい方はこちら。) 

ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>

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