中堅企業のシステム部にとってベンダー選定は悩ましい課題です。
お金があれば、外資系大手やら、国内大手やらにじゃぶじゃぶ発注し、使えなければどんどん交代すればいいのですが、うちみたいな中堅・中小だと、さすがにそんなお金はありません。
万が一、外資大手に頼んでも、ろくな人はきません。Aクラスはもちろん、 B,C,D…Zクラスなんてのがきちゃいます。 Aクラスは、金融・製造の大手か、公共なんかに行ってしまいます。
結局、
SE単価:120万円くらい
PG単価:80万円くらい
あたりの無難なベンダーに落ち着くのですが、このクラスだとSEのばらつきが大きくて困ります。
技術はいっぱしだけど、現場を仕切れない。要件は聞けるがインフラ周りは 全くダメなど、悩ましい状況です。
特にSEがProject Managerをやることが多いので、はずれPMを引くと死活問題です。
とはいえ、中途半端なベンダーだと、替えのPMも対していないので、どうにもならない状況にはまってしまうこともままあります。
そうなると結局自分がでばっていって、手を動かす羽目になるのですが、こうなると何のためにユーザー企業に転職したかわからなくなります。

ベンダー・マネジメントの極意―プロジェクトを成功に導く外注管理
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