中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

ファミレスのボタンに見るおもてなし

先日、朝のファミレスに入り案内された席についたところ、前の席に観光客らしい外国人男性が遠く見回してました。 こちらはメニューを見て、注文をすましたところ、その彼は怪訝な表情でこちらを見ます。何か用かとこちらも彼を見直すのですが、彼はまた遠く…

AI化によって、暇になる空間での新たなサービス

AI

先日、テスラ・モーターズが自社で音楽配信を行う計画があると発表されました。 headlines.yahoo.co.jp 自動運転が現実化すれば、運転時間中に人は手と目を離すことが可能になるかもしれません。その際に、車は特定の顧客を特定の時間、囲っておける空間にな…

国内クラウドを勧められる不幸2

前回からの続きで、国内クラウドを勧められる不幸についてです。 blog.sme-itdept.com 国内クラウドではまる じゃあ日系クラウドの何がダメなんだといえば、まずビジネス的に成り立っていないことでしょう。クラウドなんて設備投資産業です。AWSが世界中でサ…

国内クラウドを勧められる不幸1

企業向けはクラウドは、AWSかAzureのどちらかでもう決まりでしょう。 日系クラウドを選択するのはよっぽどな特殊事情でしょう(経営者が米国嫌い。国家機密を扱っている等)。 最近の料金低下の度合い、サービス展開の速さを見ても圧倒的にAWS、Azureの2社の…

アルコールで調子はよくなるのか

お酒の席ではついつい調子がよくなってしまいます。大失敗はしませんが、それでも「なんであんなこと言っちゃたかな」と、翌日落ち込むことはざらです。 性格のビックファイブ 人の性格を測定する方法は、数多く研究されてきましたが、最近よく見かけるのが…

日本企業のすばらしさ、恐ろしさ

「これまでの働き方は、もう成り立たない」的な話が、ここのところ流行っていますが、それでも古典的日本企業は安定しています。 「東芝はどうなんだ、東電やJALだってこないだまでガタガタだったぞ」 確かに、いくつかの大企業がガタついているのは確かです…

保守のむずかしさ2

さて大手SIerは、「システムまるまる面倒みます」なんて営業をしますが、うまくいったためしはありません。 blog.sme-itdept.com グループ企業一体で 大手のSIerは、複数のグループ子会社を持ち、システム開発や保守など役割を会社ごとに分担しているケース…

保守のむずかしさ1

日本を代表するSIer F社、N社、H社などは、総合的なITサービス提供をうたっています。 ゆりかごから墓場まで 大規模なITシステムを構築する場合は、企画、設計、開発を行い、そしてシステムが稼働したら保守が始まります。 そしてシステムのライフサイクルが…

どっと疲れる異動シーズン

4,5月は組織が大きく変わるシーズンです。IT部門としては、その対応に追われます。 人事異動 異動が出ると各種システムの登録の更新が必要になります。権限の設定やらなんやらで業務は増えます。 最近は内部統制の監査なんかもあり、アカウントと権限のチェ…

これじゃ意味ないじゃんという作品

「美女と野獣」の実写版が劇場公開され、TV等で露出が増えています。 この作品、言うまでもなくディズニーの名作です。あらすじはこちら 基本は、人を見た目で判断してはいけない。中身を見て人に接しなさいというお話です。 王子は、もともと人間なのですが…

AIでガン診断

医療とITは最近ホットトピックです。たとえば、googleのdeep leaningで画像認識することでガンの診断を行います。 edgylabs.com なんのスコアかよくわからないのですが、人間が73%に対して、このアルゴリズムが89%と精度が高く、言うまでもなく診断にかかる…

SIer vs WEB屋 その3 無難なWEBサイトへの回帰

WEB屋が大風呂敷を広げて始まったWEB開発のお話の続きです。 blog.sme-itdept.com SIerの逆襲 さてまずは、WEB屋のデザインをもとにSIerが概算見積りを出すのですが、それでは予算に全くミートしないので、詳細を見直します。 まずは、SIerとWEB屋を集めて、…

SIer vs WEB屋 その2

WEB屋に現場部門が陥落することで、WEBのリニューアルプロジェクトが始まったお話の続きです。 blog.sme-itdept.com ゼロベース思考 WEB屋のプロジェクトは、まずはゼロベース、制約なして、デザインが始まります。UXを云々言いながら、デザインのモック、ワ…

SIer vs WEB屋 その1

中堅企業でも時には、数億円かけてECサイトを作ることがあります。 あまりいけていないECサイトができるまで うちのような中小企業に毛の生えた程度の会社では、ITシステムの開発を内製化するほど人は抱えられません。特にWEB関連ではスキルがすぐ陳腐化して…

飲みに誘ったら秘書から返事が来た

先日ドトールに入ったら、ばったりと中学校の同級生と遭遇。互いに、驚きつつ名刺を交換。 「今度飲みに行こうぜ!」 と気楽に誘ったところ、 「ぜひぜひ」 というので、翌日早速名刺をもとにメールを。 「昨日は驚いたよ。ぜひ飲みに行こう。来週は空いてる…

職業選択の自由を

前回は、過労死等の問題を解決するために、労働時間の制限が進められていること。しかしながら、本質的には時間のコントロールするのではなく、働く人が辛く感じときに会社を柔軟に変えられる自由が必要なのではないか、という話でした。 blog.sme-itdept.co…

労働時間を制限することは解決策なのか

過労死問題を発端として、最近は労働時間の制限が急激に進んでいます。 聞いた話では、某IT企業でも労働時間の制約が厳しくなっており、規定の残業時間をオーバーすると強制的に会社を退去させられるそうです。 新サービスのカットオーバーが2時間後といった…

要件定義なんて過去の産物?

AI、特にDeep Learningが進むと、システム開発も変わり、IT部門の仕事も変わるのではないかという話の続きです。 blog.sme-itdept.com AI時代のユーザーIT部門 Deep Learningのようなデータ主導の開発になると、これまでのような要件を決める必要がなくなり…

AIでIT部門の仕事はどうなる

ここ数年の第3次人工知能ブームで、Deep Learningはじめさまざまな技術が登場しました。 それらの技術により、自動運転、翻訳等、世界が変わりつつあります。 さて、こんななかユーザー企業のIT部門はどうしていこうかという話です。 これまでのITシステム開…

学ぶことは最高の趣味

最近ドラマ化されたせいか、下剋上受験の記事へのアクセスがちょっと増えてます。 blog.sme-itdept.com 書籍は娘がお受験にがんばる感動の話というよりも、中年男性のお父さんが娘の勉強を通じて人生を変えていくという、おやじ向けの人生ドラマという感じで…

クラウドソーシングは、りっぱな労働市場2

世界ではクラウドソーシング、労働市場として確立されているという話の続きです。 (前回はこちら) blog.sme-itdept.com 日本のクラウドソーシング市場 日本のクラウドソーシングもそれなりにがんばってます。クラウドワークスは2014年に上場し、2016年には…

クラウドソーシングは、りっぱな労働市場1

WELQの問題もあり日本のクラウドソーシングは、「安いお小遣い稼ぎ」サイトみたいな印象がついてしまいましたが、世界を見渡せば、一つの大きな労働市場となっています。 米国の状況 米国の大手クラウドソーシングサイトUpworkが毎年調査している Freelancin…

インバウンド向けのハイコンテクストなサービスは難しい2

さて前回はとある温浴施設で、インバウンドの観光客が大量に来てサービスが低下し、特にハイコンテクストなサービスはインバウンドと日本人の共存が難しいのではないという話でした。 blog.sme-itdept.com とは言え、サービスが低下するからといって、インバ…

インバウンド向けのハイコンテクストなサービスは難しい1

昨年末にとある温浴施設に行ったところ、そのインバウンド観光客の多さに驚きました。 インバウンドにとって日本の温浴施設は人気アミューズメントパーク 年末に上海で大江戸温泉が開業?して問題になってましたが、日本の温浴施設は海外からの観光客の大人…

ブログの自動生成はできるのか。

AI

zaikabouさんのエントリー読んで知ったのですが、自動生成記事なるものがあるようです。 zaikabou.hatenablog.com 技術的に記事の自動生成はできるかといえば、恐らく可能です。もうすぐ容易に利用できるようになるのではないかと。 AIが書く小説 www.youtub…

三日坊主でも0よりまし

毎年、年末年始は、少し敷居の高そうな本を読むことにしてます。 2015年の新年はこちら 21世紀の資本 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森本正史 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2014/12/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (121件) を見…

いくら研修を受けてもどうせ嫌われます

世の中にリーダーシップ研修なるものがあふれていますが、それがろくな成果をもたらしていないとのことです。 悪いヤツほど出世する 作者: ジェフリー・フェファー,村井章子 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/06/23 メディア: 単行本(ソフ…

若者が社長になりたくないのはあたり前

もう毎年のことなので、話題にもならなくなってきましたが、若手の上昇志向が年々低下しています。就活頑張って入社しても、社長になんかなりたくありません。 mainichi.jp 「最近の若者は、やる気がない」 など、若者に責任をなすりつけるのは簡単ですが、…

村で育ちの高齢者が経営する日本企業

さて、前回紹介しましたが、政府で「未来会議」なるものが開かれ日本の成長戦略について議論されています。また、そこから出た主要4テーマについて「構造改革徹底推進会合」が個別に設置され議論が進められています。 前回に引き続き、この資料の内容につい…

収益性の低い日本企業

未来投資会議という日本経済再生本部が管轄する会議があります。議長は内閣総理大臣で、日本の成長戦略を考えるというものです。 過去日本の成長戦略を国も検討してきましたが、それをさらに進める司令塔として「未来会議」が設置され、特に主要な4分野につ…

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